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Column今月の就活お役立ちコラム

2018.09
業界研究

 あれよあれよと9月になりました。夏休みももう少し。この夏はインターンシップやOB・OG訪問など、少しずつ就活に向けて動き出したかと思います。夏を越えると年明けまではあっという間! 冬はレポートや試験に追われることを考えると、後期のはじめが余裕のある最後の時期かもしれません。この時間を有意義に、視野を広げるために使いましょう。

視野を広げる業界研究

 まずは視野を広げる業界研究をしてみましょう。最初から絞り過ぎると後で広げるのがたいへんです。というのも、業界研究は志望度の高さを表すためにとても大切ですが、ぎりぎりになって志望する業界を増やしても研究が追いつかず、薄っぺらい状態で面接に行かなくてはならなくなるのです。
 最初はなんとなく興味があるくらいでもよいので、5業界くらいは浅く広く学んでみて、最終的に受ける段階では3業界くらいにすることをおすすめしています。対策を立てるのに業界が多すぎてもまた研究が追いつかなくなるためです。

 それでいて面接では「ほかにどんな業界を受けていますか?」と聞かれることも多いです。この時あまりにも偏っている、狭い範囲だと、視野があまり広くないんだな、好奇心はどうなのかなと思われてしまいます。
 そもそも働いてからはさまざまな業界の人と関わることになりますし、想像力を養うためにも、就活の中で多様な業界を学ぶことは今後必ず役に立ちます。

 例えばこんな風に業界を広げて考えてみるとおもしろいかもしれません。

  • 食品に興味がある→商社とメーカーの両方を研究してみる
  • 文房具に興味がある→素材や鉄鋼といった原材料系を研究してみる
  • 商社に興味がある→商品をつくる側であるメーカーを研究してみる
  • 建設業に興味がある→できあがったあとが重要な不動産売買・広告マーケティング業界に目を向けてみる
  • いつかは家業を継ぎたい人→ある程度成果主義で、若いうちからスピーディーに成長できる業界・生命保険の営業を見てみる

 いかがでしょうか。商社とメーカーはやっていることのつながりがありますし、食品業界は商社側とメーカー側にそもそも分かれます(両方やっているところも)。また、文房具という柔らかく身近なイメージのあるところも、原材料となれば堅いイメージになるなど、比較検討するのにおもしろいはずです。
 実は自分が考えているものはそこで行われていなかったり、関わりたいものに関われるものの雰囲気が合ったり合わなかったりなど、研究の中でいろんな視点が得られると思います。こんな風に関連づけながら研究する業界を広げていくとよいでしょう。

面接の準備としての業界研究

 すでに少し述べましたが、面接でも業界研究は活きてきます。志望するのであれば、その業界のことはある程度知っておく必要がありますし、面接でも深く聞かれることが多いです。
 特に面接官の年次が上がってくると、業界のことや時事問題など、日頃からビジネスマンが考えているようなことについての質問が増えてきます。きちんと業界研究に取り組むことは、志望動機を研ぎ澄ませることにもなり、自分自身の考えを固めることにつながるでしょう。

なぜその業界を志望するのか?

 シンプルに考えるには、その業界の存在意義を突き詰めてみてください。なぜその業界が存在しているのか、誰の・何の役に立っているのか。これは企業研究でも同じですが、「存在意義」を考えることが業界研究の肝だと私は思います。その意義に強く共感できれば、日々そこで働くことに力を入れられるはずです。

 この秋はぜひ自分の興味関心を広げて、たくさんの学びある時間にしていきましょう。

Writer Profile
本多夏帆(ほんだ・なつほ)

東京都三鷹市生まれ。大学卒業後、住宅系ベンチャーを経て、2014年から行政書士として独立。企業法務サービスを展開するとともに、大手予備校で講師として、受験指導やキャリア教育に取り組んだ経験を生かし、学生向けの就職支援サービス「Lifeをつくる-Breath就活塾」を設立。これに伴い採用側の支援も行う。日々、就活生と人事・経営者の生の声を聞き、現代の採用市場に詳しい。ワンコインで行う相談や書類添削、面接特訓などが人気。学生時代は合唱に打ち込み、いまも趣味は歌うこと。野球の応援は大きな声で。