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Column今月の就活お役立ちコラム

2019.04
ESブラッシュアップ(2)

 選考の前半戦はどのような状況でしょうか。途中きちんと振り返りながらも、一歩一歩、進んでいきましょう!

 さて、前回はエントリーシートのブラッシュアップ法として、構成と配分を見直すやり方をお伝えしました。自分の過去の経験をまとめてみましたか? 今回は応用編、例として自己PRの構成と配分につなげてみたいと思います。

 自己PRとして王道なのは「強み→根拠となる経験→志望企業へのPRという流れです。この流れに、前回の例をあてはめてみたいと思います。

① 概要説明

例:合唱サークルに所属し、4年間週に3回程度、50名規模で活動。熱心に練習し、都大会へ出場・定期演奏会を年1回開催。

② 自分のしたこと

例:指揮者としてリーダーシップを発揮。メンバー個々の思いに耳を傾けながら、ディスカッションやミーティングを企画して士気を高めた。

③ 成果

例:都大会で初めて入賞し、みなで感動。入部者も増え、次は迫力ある演奏で優勝を目指す。

④  学びや気付き

例:全員が同じ方向を向くために個々のメンバーとの細かなコミュニケーションが大切であることを体感。

「私の強みはリーダーシップのあるところです。大学時代に①合唱サークルで4年間、50名規模で週に3度程度活動しました。その中で私は②指揮者として、メンバー個々の思いに耳を傾けながら、ディスカッションやミーティングを企画して士気を高めました。その結果、③都大会で初めて入賞し、みなで感動したのが忘れられません。この強みを生かして貴社でも④全員が同じ方向を向くために個々との細かなコミュニケーションを大切に研鑽し、貢献します」

 いかがでしょうか。まずPRポイントとなる強みを伝え、根拠として過去の経験である①~③をまんべんなく盛り込めば、要点のわかりやすい表現が可能になります。最後の④はこれからにつながるようPRの推しの一文としてアレンジしました。

学生時代力にを力を入れたことの受け答えにも!

 また、例えば学生時代に力を入れたことを問われた場合など①~④をそのままつなげて書けば回答として成り立つでしょう。

 こんな風に書類での表現をブラッシュアップすることで、「あなた」について、よりわかりやすく伝えられる内容に変えることができます。書類でも面接でも、物事の説明は求められていません。あなたがどんな人か、どんな考えを持っているかを伝えられるように、表現の工夫を重ねましょう。

自由に書くエントリーシートはどうする?

 質問に対し文章で答えるのが一般的なエントリーシートですが、「A4用紙1枚にあなたを自由に表現してください」といった、フリースタイルのエントリーシートを目にすることもあると思います。文章だけでなくイラストや写真などを含めて自分を表現することが求められることもありますね。

 このように時間をかけて提出するような内容の場合、「本気の人にしか受けてほしくない」という企業側の意図が見受けられます。エントリーシートに目を通すだけでもかなりの時間がかかりますので、企業としても本気度をそこで確認したいわけです(もちろんシンプルなものにしてたくさんの就活生に来てほしいという企業もありますし、これは企業によってさまざまです)。

 そんな「本気度」が求められるエントリーシートでは、ぜひ丁寧に、時間をかけて創意工夫をしてみてください。上手かどうかということではなくて、本気で取り組んだか、そこが一つの判断基準になります。デザインについて自信がなければ、図書館でデザインの基本を少し調べてみるとか、インターネットで色使いのコツを知るとか、そんな下準備ができるでしょう。周囲に聞きながら作り込むのもよいですね。

 もちろん、創意工夫をしたから必ず受かるということではないですし、本気度が伝わった人の中から企業が求める人材が選ばれるわけです。せっかく作ったのにだめだった……とひどく落ち込まないようにだけ気を付けてください。力を入れて取り組んだぶん、喜びも悔しさもあると思いますが、そこは一つの経験として学びにして、切り替えていきましょう!

 ここからは選考の正念場、視野が狭くならないように少し意識をしながら、前進していってくださいね。次回、「面接対策」をテーマにした記事では面接にも段階があること、求められていることの違いについてお伝えしていきます。面接の進み具合によって、質問の違いや求められる回答の深さなど、ちょっとずつ変化が生じます。今からでもその変化を感じとって対策してみてください。応援しています!

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Writer Profile
本多夏帆(ほんだ・なつほ)

東京都三鷹市生まれ。大学卒業後、住宅系ベンチャーを経て、2014年から行政書士として独立。企業法務サービスを展開するとともに、大手予備校で講師として、受験指導やキャリア教育に取り組んだ経験を生かし、学生向けの就職支援サービス「Lifeをつくる-Breath就活塾」を設立。これに伴い採用側の支援も行う。日々、就活生と人事・経営者の生の声を聞き、現代の採用市場に詳しい。ワンコインで行う相談や書類添削、面接特訓などが人気。学生時代は合唱に打ち込み、いまも趣味は歌うこと。野球の応援は大きな声で。