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Interview先輩インタビュー

後輩の女性のためにも
率先して一番早く帰る
ママ課長。「超早起き」
で自分時間もキープ

大日本印刷株式会社
河内杏里さん

かわうち・あんり 1981年生まれ。2004年に大日本印刷に新卒入社、市谷事業部(現出版メディア事業部)に配属される。27歳のとき体調を崩し、「人生を誰と支え合い、誰のために生きるか」を考え、婚活を開始。29歳で結婚、31歳で女児を出産した。1年間の育児休業を経て2014年に職場復帰。時短勤務でいかに効率よく働くかを模索しながら新規得意先を開拓し、2017年からフルタイムに、2018年4月には課長に昇進した。

Interview 先輩インタビュー

後輩の女性のためにも
率先して一番早く帰るママ課長
「超早起き」で自分時間もキープ

大日本印刷株式会社
河内杏里さん

かわうち・あんり 1981年生まれ。2004年に大日本印刷に新卒入社、市谷事業部(現出版メディア事業部)に配属される。27歳のとき体調を崩し、「人生を誰と支え合い、誰のために生きるか」を考え、婚活を開始。29歳で結婚、31歳で女児を出産した。1年間の育児休業を経て2014年に職場復帰。時短勤務でいかに効率よく働くかを模索しながら新規得意先を開拓し、2017年からフルタイムに、2018年4月には課長に昇進した。

Work 仕事

出版メディア事業部 出版物の編集・制作全般を支援
コールセンターの管理や社員データベースの構築も

 河内さんが所属する出版メディア事業部は、出版社の雑誌や書籍づくりに併走し、制作管理から販売支援まで幅広い業務を手がける。限られた予算、日数の中でいかにクオリティーの高いものを作り、多くの読者に届けるか、クライアントと知恵を絞る。
 「雑誌の編集部が『付録』を検討していると聞けば、バッグかキッチングッズか、どんな素材やデザインがいいのかなど、企画段階から提案することもあります」
 通販会社のコールセンターの管理や、社員データベースの構築など、社名の「印刷」からは想像できないような業務も請け負う。
 2018年4月、8人の部下を持つ課長に昇進した。初めから管理職志望だったわけではない。転機は結婚・出産だった。「娘に胸を張れるような仕事がしたい」との思いから、日々の業務をこなすだけでなく、どうしたら新しいビジネスモデルを作れるかを意識するようになった。そうした努力が認められての昇進は「素直にうれしかった」とほほえむ。

午後は得意先を回ることが多い。サテライトオフィスに寄って直帰する日も

地方にあるコールセンターの担当者とは定期的にテレビ会議でやりとりする

WLB ワークライフバランス

早朝4時起床、読書でリフレッシュ

 朝型のママ友の影響で、午前4時起床の「超朝型」になった。早朝の2時間は自分だけの時間。好きな本やマンガを読むなどしてリフレッシュする。その後は子どもを起こして朝食をとり、保育園への登園は夫に任せて8時前に出社。午前中は社内で事務や打ち合わせをこなし、午後は得意先を回ることが多い。夕方は6時までに退社し、娘を迎えに行く。そして9時には娘と一緒にベッドへ。
 「時短勤務の人を除くと、退社時間は部署内で一番早いです。打ち合わせを早めに設定するなど配慮してもらっているぶん、会社にいる間は最大限頑張ろうと。いろいろな働き方が認められることが大事だし、後輩の女性たちに『こういうのもあり』とモデルを見せたい」
 河内さんの両立生活を支えてくれるのは、なんといっても夫だ。保育園の送りのほか洗濯、掃除、食器洗いなどを積極的にこなす。「実は、婚活時から仕事だけでなく家族も大切にしてくれる人を探していました(笑)」
 ともに悩み、知恵を出し合うママ友も強力な味方だ。

子どものころは漫画家になりたかった。その夢の延長線上にいまの仕事がある

Future Plan 将来の展望

まずは「一人前の課長」になりたい
誰もが働きやすく、働きがいのある職場に

 出版不況の昨今だが、「雑誌の魅力、本のおもしろさ、コンテンツのパワーを日々感じている」と話す河内さん。出版社の雑誌ブランドと商業印刷の得意先である一般企業を結びつけ、雑誌ブランドを使った一般企業向けの販促企画を進めている。書店が減少するなか、雑誌や本に触れる「宝さがし」のワクワク感を若い世代に伝えるため、雑誌や本との新しいタッチポイントを開発することも、将来の大きなテーマだ。
 「当面の目標は早く『一人前の課長』になること」と話す。誰もが働きやすく、働きがいを感じられる職場を作りたいと意気込む。「メンバー全員が顧客にとってナンバーワン・パートナーになる」のが目標だ。その先は「あまり固定的に考えていない」と言う。
 「どんな働き方をしたいか、何を優先するかは、状況次第で変わってくるはず。いま思っていることがすべてではないし、その時々で柔軟に考えればいいと思っています」

Message 就活生へのメッセージ

就活は視野を広げる
二度とないチャンス
いろんな会社を見てみて

 大学時代はボランティアサークルに所属。児童養護施設で勉強を手伝った経験が、印刷会社への関心につながった。
 「施設の子どもたちは一冊のマンガや本を回し読みして楽しんでいた。紙メディアには情報を伝えられる力がある、と実感したんです」
 就活生には「いろんな会社を見てみて」とエールを送る。
 「いま振り返っても、就活は視野を広げるまたとないチャンスでした。女子学生は『女性にやさしい企業』のイメージに引かれると思いますが、その会社が本当に自分に合っているか、福利厚生などの制度面を含め、よく見極めたほうがいいと思います」

部下と社員食堂のテーブルを囲むのも、大事なコミュニケーションのひととき

河内さんの1日の Schedule

夕食後は子どもと9時に就寝

4時起きの毎日を支えているのは夫の存在。朝、杏里さんが家を出た後に食器洗いをしたり、子どもを保育園まで送ったり。洗濯物を干すのもたたむのも夫の仕事だ。

4:00 起床/
読書、録画したテレビの鑑賞
6:00 朝食の用意、
子どもの弁当づくり(週1回)
6:30 子どもを起こし、
朝食
7:00 東京都内の
家を出る
7:50 出社/
午前は社内打ち合わせが中心
12:00 昼食/
午後は得意先回りが多い
18:00 退社後、
子どもの迎え
19:30 夕食、
お風呂
21:00 子どもと一緒に
就寝
取材・文 石臥薫子  写真 植田真紗美