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Interview先輩インタビュー

「無印良品の主役は“店舗”」
マネジメントしだいで
ガラッと変わる店舗が
小売業のおもしろさ

株式会社良品計画
井上珠美さん

いのうえ・たまみ 1982年、埼玉県生まれ。2006年に株式会社良品計画に入社、販売部に所属。ルミネ新宿店、池袋西武店のスタッフを経験後、2008年9月から店長として、首都圏内の6店舗に勤務。現在は18年7月にリニューアルオープンしたルミネ新宿店の店長兼、都心エリア3店舗を含むブロック店長を務める。

Interview 先輩インタビュー

「無印良品の主役は“店舗”」
マネジメントしだいで
ガラッと変わる店舗が
小売業のおもしろさ

株式会社良品計画
井上珠美さん

いのうえ・たまみ 1982年、埼玉県生まれ。2006年に株式会社良品計画に入社、販売部に所属。ルミネ新宿店、池袋西武店のスタッフを経験後、2008年9月から店長として、首都圏内の6店舗に勤務。現在は18年7月にリニューアルオープンしたルミネ新宿店の店長兼、都心エリア3店舗を含むブロック店長を務める。

Work 仕事

答えのない課題
と向き合い
売上目標を達成する
ことがミッション

 国内に419店舗を構える無印良品。井上さんは首都圏エリアの店舗で、10年以上にわたって店長としてキャリアを積んできた。現在は、特に売上規模の大きいルミネ新宿店の店長として、新入社員から学生アルバイトまで約100人のスタッフを率いている。
 店長の仕事は幅広いが、大きくは「人材育成」と「売上管理」の二つに分けられる。「売上はハッキリとした数値目標があるので、月ごと、半期ごとに達成できたときは、とても充実感があります」。とはいえ、何が売り上げを左右するのか正解がないなかで、店舗をどのようにマネジメントをして成果を出すか。無印良品はお店が命。ここが一番のやりがいでもあり、店長の腕の見せどころ。店舗ごとに異なる客層や売れ筋、周囲の競合店の状況などを分析して、ゾーニング(商品ごとの配置区画)を変更したり、商品の打ち出し方、接客の仕方を工夫したりする。「長年やっていてもこれが本当に難しくて。試行錯誤の繰り返しですね」

WLB ワークライフバランス

日々、立ち仕事。
疲れないコツは、
お尻に力を入れて立つ

 自社商品をこよなく愛する井上さん。勤務中の服装は無印良品のアイテムから自分のお気に入りを着用する。「通勤時の服装は自由ですが、私は自宅からこの格好で来ちゃいますね。1年中快適に過ごせるし、普段から着ているのでお客様へのおすすめもバッチリです」
 1年のうちで店舗が最も忙しいのは、引っ越しシーズンの3月〜4月上旬。また1日のうちでは16時〜18時がピークの時間帯になる。商品の荷さばきから店舗の巡回、レジ周りのヘルプまでなかなかのハードワーク。お客様に疲れを見せないように心がけていることについて「姿勢を正すこと。特にお尻のあたりを意識して力を入れて立つと、上半身も疲れないんですよ」とコツを教えてくれた。

ホルダーを取り付けて自分でカスタマイズした無印良品の手帳。毎日手放せないアイテムの一つ

数ある商品のなかでも井上さんのイチオシは、長年愛用しているスキンケア商品。「最近、パッケージもリニューアルされました」

Holiday 休日

最近ハマっているのは
工場見学
知らない会社の
内部にワクワク!

 店長の休日は、基本的に月曜日と木曜日の週2日。心地よいくらしを提案する会社なので、自分自身もそんな休日を過ごすことが仕事にも生きてくるという。「もともと雑貨屋やアパレルショップで買い物するのが好きなんですが、ついつい職業柄、入り口には何を置いているかとか、この什器がウチにもあったらいいなぁとか、そういう目線になっちゃうときがありますね」
 また最近ハマっているのが工場見学。「私は良品計画のことしか知らないので、他の企業がどんなことをしているのかを知るのが本当におもしろいんです。運送会社の工場や飲料メーカーのビール工場とか、あちこち行ってはすごいなぁ!と感心しちゃいますね」

パワースポット巡りで訪れた東京・羽田の穴守稲荷神社。気の向くままに国内旅行に出かけることも

School life 学生時代

社内ではめずらしい
リケジョ
プログラミング思考は
現職にも確実に生きている

 井上さんは社内ではめずらしいリケジョ。大学時代は理学部の数理情報科学科で、統計学や数値解析を学んだ。「高校生くらいから数学以外の科目ができなくなっちゃって……。暗記が苦手だったんですね。授業では課題も多く、わりとまじめに集中して取り組んでいました」
 学生時代に学んだことが、就職先の仕事とは一見無関係に思えても、決してムダになることはないという。「私の場合、プログラミングのフローチャートの書き方が、自分の思考回路になっていると感じることもあって、何かしらの影響はあると思います」

Job hunting 就職活動

「無印良品を使ったこと
のない人はいない」
企業の影響力の
大きさを感じて

 そもそも井上さんが就職先に販売業を選んだのは、学生時代に飲食店でアルバイトをした経験から。「店長が変わるだけで、お店の雰囲気やマネジメントの仕方がガラッと変わるのを感じて、店舗マネジメントというものに興味を持つようになりました」。就職活動ではシステムエンジニアと販売業の二つの分野に絞った。
 就活を進めるなかで井上さんの心に残ったのが、良品計画の会社説明で人事担当者が話していた「無印良品を使ったことがない人はいない」という言葉。
 「そういえば、実家でも無印良品の冷蔵庫を使っていたなぁと思い出して、本当に幅広い世代に無印良品の商品が浸透していることに改めて気づいたんですね。この会社がちょっとでもいいことをすることで、多くの人をちょっといい気持ちにさせることができる。その影響力ってすごいと思ったんです」。面接でもこのように自分の体験を踏まえて感じたことを話し、内定をもらったという。

Future Plan 将来の展望

今よりちょっと広い家で
柴犬と暮らせたら幸せ

 仕事では今後も店長として、よりよい店舗づくりを追求していきたいという井上さん。「私自身があまり器用なタイプじゃないので、この什器使いづらくないのかな? もうちょっと使い勝手のいい合理的なものがあった方が便利じゃない? とかすぐ考えちゃうんです。発想がリケジョですか? 自分ではそんな意識はないんですけど」というものの、将来的には学生時代の経験を活かして、店舗用パソコンのシステム開発の仕事も視野に入れているというからさすが。
 プライベートでは今まで通り、充実した暮らしを大切にしつつ、今までよりもちょっと広い部屋で暮らしたいというささやかな夢も。「大好きな柴犬を飼えたら幸せですね」

Message 就活生へのメッセージ

偽りの言葉ではなく
自分の言葉で伝えて

 店舗スタッフには大学生がたくさんいるので、就活の悩み相談を受けることも多い。学生によくアドバイスするのは、落ちたとき、ダメだったときに、ポジティブに切り替えることの大切さ。「受かるために無理やり用意した言葉で運よく受かっても、結局入社してから合わなくなってしまうと思うんです。偽りではなく自分の言葉で思いを伝えて。それでダメだったら、この会社は自分に合わなかったんだって、ポジティブにとらえたほうがいいですよ」。会社に入ってからが社会人の本番スタート。当たり前のようだけど、そういう考えを持って就活に挑戦してほしいという。

井上さんの1日の Schedule

最も忙しい時間は
午後4時から6時

仕事のシフトは早番と遅番がある(スケジュールは10時開店の店舗で早番の場合)。「仕事帰りには、よく友だちと食事を楽しんでます」

7:00 起床
7:30 朝食
9:00 出勤 朝礼後、
商品の荷さばきをする
10:00 開店 帳票簿の整理やメールの確認、
子店舗への連絡など
12:00 遅番の朝礼に参加
13:00 社員食堂で昼食。
おいしいバイキングに大満足
14:00
~18:00
1日で最も忙しい時間帯。
店舗の巡回やレジのサポート
18:00 退勤
19:00 帰宅
20:00 夕食
21:00 テレビや
雑誌を見る
23:00 入浴
24:00 就寝
取材・文 吉田美穂  写真 大嶋千尋