私らしさを探す女子就活サイト
Presented by あさがくナビ
私らしさを探す
女子就活サイト

Interview先輩インタビュー

商品を通して
女性の人生に
寄り添っていく

株式会社ワコール
嶋美佳さん

しま・みか 1985年、大阪生まれ。大学では経済学部でスポーツ産業に関わるサービス・マネージメントを専攻。2007年、株式会社ワコールに入社後、東京で1年間、大阪で2年間、百貨店の営業を担当。2011年に結婚し、女児を出産、14年に男児を出産。育児休暇後は、大阪で下着専門店向けの販売企画業務に携わり、17年から本社へ異動。現在は、卸売事業本部 ワコールブランド インナーウエア商品統括部 商品営業部 ブランド営業一課に所属。専門店向けブランド「サルート」のMD(マーチャンダイザー)を担当している。

Interview 先輩インタビュー

商品を通して
女性の人生に
寄り添っていく

株式会社ワコール
嶋美佳さん

しま・みか 1985年、大阪生まれ。大学では経済学部でスポーツ産業に関わるサービス・マネージメントを専攻。2007年、株式会社ワコールに入社後、東京で1年間、大阪で2年間、百貨店の営業を担当。2011年に結婚し、女児を出産、14年に男児を出産。育児休暇後は、大阪で下着専門店向けの販売企画業務に携わり、17年から本社へ異動。現在は、卸売事業本部 ワコールブランド インナーウエア商品統括部 商品営業部 ブランド営業一課に所属。専門店向けブランド「サルート」のMD(マーチャンダイザー)を担当している。

Work 仕事

思いを込めた商品を
お客さまに届けたい!
MDは商品を生み出す原点

 ワコールでは、デパート・百貨店向けのブランド「パルファージュ」「ラゼ」、下着専門店向けの「サルート」など流通業態や世代別にさまざまなブランドを展開している。現在、MD(マーチャンダイザー)として担当している「サルート」は、ワコールの中でも、造形美にこだわり、大胆な配色とデザインで非常にコアなファンが多いブランドだ。嶋さんも百貨店や専門店の営業を経験するうちに、「サルート」のつくり手になることが目標になっていたという。
 アパレル業界でよく聞く「MD」ってどんな存在だろう? 嶋さんは「商品を生み出す原点のような存在なんです」と即答してくれた。MDとは、市場調査から、サイズやカラー展開などの商品企画、デザイン、生産数量の検討、生産コストや品質の管理、販売促進用プロモーションなど、さまざまな部署のメンバーと話し合いを重ねながら、商品を生み出していく総合プロデューサーの役割だ。「自分の思いを商品に込めて、お客さまにお渡しできるところにやりがいを感じています」

「サルート」の販売促進のために初めて本社の1階にステージを組み、お客さまを招いて行った2016年のインナーショー。主催・企画・立案をまかせてもらい、社内関連部門や得意先と一丸となって実施できたこのショーで、お客さまが楽しんでくださっていた姿は今も忘れられない。

WLB ワークライフバランス

時間を無駄にしない!
WLBの鍵は計画性

 現在はフルタイム勤務で、フレックスタイムで通勤している。通勤に90分かかるため、子どもたちが目覚める前に家を出る。嶋さんの仕事は事実上、通勤電車の中から始まる。「サルート」を愛用のお客さまが発信されるツイッターやインスタグラムなどのSNSで情報をチェックするなど、購入者の生の声や、他社の商品情報、いま話題のトピックスなどのチェックは欠かせない。時間を無駄にしない工夫だ。
 就業時間中も、時間に無駄がないように関係部署と早めにコンセンサスをとりながら常にスケジュール調整を心がけている。16時半に退社しなければ、保育園のお迎えには間に合わないからだ。「スケジュールがうまく折り合わず大変な思いをした数えきれないほどの経験を糧に、計画性をもたないとダメだといつも自分に言い聞かせているんです」

会社貸与の携帯と息子の保育園から呼び出しに備えた私用携帯は、いつも肌身離さず持ち歩いている。各部署と打ち合わせが多いので、予定を書き込むための手帳も欠かせない。

通勤スタイルのこだわりは、靴とリュック。背筋がすっと伸び、仕事スイッチが入るもののひとつとしてヒールを必ず履くようにしている。通勤バッグの条件は、両手が空き、保育園のお迎えの帰りに買い物袋を持てること。やはりリュックははずせない!

Family 家族

家事・育児は
夫と「50/50」

 家事と育児はパートナーとお互い協力しながら役割分担をしているため、不公平感はまったくないという。夫との分担は、「完全にフィフティーフィフティー(50/50)」と嶋さん。どうしてもできないときは、今日はこれができないから、こっちとチェンジしてという声掛けも忘れない。「夫の協力と理解があってこそ無理なく仕事と家庭の両立ができています」
 二人の共通の趣味はお酒を飲むこと。子どもたちが寝てから、一緒にグラスを傾けることもしばしば。

週末は、娘の習い事のチアダンスに付き添っている。まだ小学2年生なのでできないことも多く、悔しくて泣いてしまうことも。それでもあきらめずにがんばる娘の姿に刺激をもらっています

Holiday 学生時代

青春時代は
体育会系バリバリ!

 中学、高校、大学までバリバリの体育会系陸上部に所属し、400mと400mハードルに打ち込んだ。400mは陸上競技の中でも最も過酷といわれている種目だ。400m種目で培った嶋さんの「がんばり屋さん」ぶりは会社でもお墨付きという。
 「才能がなくても、努力すれば伸びる種目」と高校時代の顧問に言われ、ひたすら練習の日々。「歯しか白いところがないくらい、よく日焼けしてました」。
 また、大学時代は主将として、自分のことだけではなくチームとしてどうやったら強くなれるかを学んだことは、チームワークが大切な現在の仕事にも生かされている。

400mと400mハードルの選手だった。前列右から2番目が嶋さん

Job hunting 就職活動

スポーツに関わる
仕事をしたい

 大学に入る前から、将来はスポーツにかかわる仕事をしたいと考え、スポーツ産業について学べる学部を選んだ。就職活動もスポーツメーカーやアパレルなどを中心に会社説明会に足を運んだ。そんななかで出会ったのがワコールだった。ワコールの募集要項に書かれた「女性が美しくなることをお手伝いする」という言葉に目が留まった。
 「下着って別に常に人に見せるものではないのだけれど、女性が一生身につけるものですよね。ワコールは世代ごとにターゲットのブランドがあって、年齢を重ねてもずっと寄り添える。そんなメーカーはなかなかないなって」
 ワコールのスポーツウェア「CW-X」の商品開発モニターに大学の陸上部として協力していた縁もあり、インナーだけではなく、スポーツ分野の商品も扱っていることに親近感がわいた。調べれば調べるほど、ワコールにほれ込んでいた。

Future Plan 将来の展望

お客さまに
喜んでもらえる
モノづくりを
やり続けたい

 小学2年生と娘と4歳の息子の子育てで大忙し。いまは将来の展望に思いをはせるより、家事と仕事のバランスを大切に暮らしたいという嶋さん。それでも、ワコールで働くなかで、デザイナーや販売員などみんながそれぞれ商品に対する強い思いとこだわりをもって仕事をしている姿が刺激となっている。将来は、そんなみんなと一緒に、よりお客さまに喜んでもらい支持される商品を提案できるポジションで働き続けられたらと思っている。

Message 就活生へのメッセージ

企業を知り、
自分のことも
知ってもらう

 オフィシャルな会社説明会は、資料中心で概論的な説明に尽きることが多い。「意中の会社を知るために、私自身、ワコールの売り場に行ったり、本社を訪れミュージアムに足を運んだりしました」。メーカーを目指すならば、実際に商品が売られている場所に行き接客を受けたり、商品を体感するだけでも、その商品からどんな企業か知ることができるし、消費者として何か感じとれることがあるはず。「自分から企業を知ろうとアクションすることが大事」と嶋さんは強調する。
 それと同じくらい大切なのは、「自分がどういう人間か」「その会社で働く自分をどうイメージしているか」を企業に知ってもらえるようにアピールする練習だという。嶋さんも自分についてさまざまなアピールをしなければならないワコールの面接を振り返って、「何を伝えたいのか、わかりやすく簡潔に話すことの大切さを痛感しました」

京都のワコール本社1階のエントランスには、最新の商品が展示されている。ここには誰でも無料で見学ができる「ミュージアム オブ ビューティー」もあり、ワコールとともに歩んできた日本の下着の歴史を知ることができる

嶋さんの1日の Schedule

退社のリミットは16時半!

子どもたちとのふれあいは退社後に集中して。寝落ちしなければ、夫との晩酌が楽しみ!

5:00 起床。家族と自分の朝の支度
6:30 子どもたちが起きる前に出勤。
朝の子どもたちの身支度は夫におまかせ
8:00 出勤。前日までの「サルート」の売上、
それ以外のブランドの売り上げ確認、分析、メールチェック
9:00 資料作成、打ち合わせ
11:45
~12:45
ランチ 同僚と社員食堂へ
13:00~ 資料作成、打ち合わせ
16:30
~17:00
退勤
19:00
~21:00
保育園で息子をお迎えしたあと、スーパーで買い物
19:30
~21:30
帰宅後、家族みんなで夕飯、お風呂。
子どもたちの寝かしつける際に、一緒に寝てしまわなければ、
夫と晩酌しながらおしゃべりすることも
取材・文 橋爪玲子  写真 MIKIKO