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Interview先輩インタビュー

仕事も人生も
すべての経験が
テーマパークを訪れるゲストの
「笑顔」につながるのが醍醐味!

株式会社オリエンタルランド
伊藤奈津子さん

いとう・なつこ 1985年、東京生まれ。大学では現代ドイツ史を専攻。2008年、株式会社オリエンタルランドに入社、商品開発部でインテリアグッズ等の商品開発を3年間担当。2011年からスポンサーマーケティングアライアンス部で法人営業を担当。2016年に高校時代の同級生と結婚、翌年に男児を出産。産休・育児休暇を経て、2018年に同じ部署に職場復帰。現在は、スポンサー企業との契約関連の実務を担当している。

Interview 先輩インタビュー

仕事も人生も
すべての経験が
テーマパークを訪れるゲストの
「笑顔」につながるのが醍醐味!

株式会社オリエンタルランド
伊藤奈津子さん

いとう・なつこ 1985年、東京生まれ。大学では現代ドイツ史を専攻。2008年、株式会社オリエンタルランドに入社、商品開発部でインテリアグッズ等の商品開発を3年間担当。2011年からスポンサーマーケティングアライアンス部で法人営業を担当。2016年に高校時代の同級生と結婚、翌年に男児を出産。産休・育児休暇を経て、2018年に同じ部署に職場復帰。現在は、スポンサー企業との契約関連の実務を担当している。

Work 仕事

「伝書鳩」にならず
営業経験を活かし
企業との取り組み実現を
バックアップ

 オリエンタルランドの中核事業といえば東京ディズニーリゾート。そして、その持続的な成長に不可欠なのが、スポンサー企業の存在だ。伊藤さんは、そういったスポンサー企業とのマーケティング上の関係強化を図る部署に所属している。

 商品販促のための大規模キャンペーンに、東京ディズニーリゾートを活用したい……。
 東京ディズニーランドや東京ディズニーシーで貸し切りパーティーをしたい……。

 スポンサー企業からのさまざまな要望を実現するため、社内で中心となる部署だ。営業担当だった2013年には、スポンサー企業の商品プロモーションとして、東京ディズニーリゾートの30周年の年に、2パーク年間パスポートとディズニーホテルでの30連泊などをプレゼントするという夢のようなキャンペーン企画を実現させたことがある。こうしたスポンサー企業のプロモーション企画等を実現するため、契約面も考慮した道筋づくりをすることが、伊藤さんの現在の担当業務だ。
 「日常的に多いのは、営業から相談を受け、企画実現に向けてサポートをしていく業務です。営業から『スポンサー企業様よりこういったプロモーションをしたいと相談を受けたが、実現に向けてどう進めていったらよいか……』など。私は、5年間の営業経験と、現在の契約実務の両面の観点から、『過去事例も参考に、こういったやり方で進めていってはどうか』、『ここの部分を法務にまずは確認してから、どう進めるか検討しましょう』といったアドバイスをしています」
 仕事をする上で伊藤さんが常に意識しているのが、「伝書鳩」にはならないということ。
 「営業から受けた相談を、社内やディズニー社にそのまま伝え、確認を取るのではなく、それぞれの考えや立場に配慮して、ポジティブな流れになるよう、伝え方に気を配っています」

法人営業を担当していたときは、話のきっかけにもなるので東京ディズニーリゾートで扱っているアイテムは必携だった。メモ魔の伊藤さんには、ノートも必携アイテム。「頭の中で考えをまとめるより、書き出して仕事の工程を見える化し段取りするほうが、抜け漏れがないんです」。時短勤務で仕事に使える時間が制限されている今は、仕事の優先順位をつける時にも書き出し作業が役立つ!

保育園の送り迎えがあるので、通勤には両手が空くリュックを愛用。小さめサイズにして、必要なものしか入れないようにしている。服装は内勤ではあるものの、「パークで勤務することも想定」した、清潔感のあるものを着用

WLB ワークライフバランス

ロールモデルの先輩や
母の力を借りながら

 「子育てをしながら、今までのようなパフォーマンスを出していけるのか?」
 約1年の産休・育児休暇を経て職場復帰するとき、伊藤さんはそんな不安を抱いたという。
 「現在では、復帰してよかったと思うことのほうが多いです。とくに職場には、子育てしながら働いている、ロールモデルとなるような頼もしい先輩がたくさんいるので、働きながら育児する上での悩みなどは相談させてもらっています」
 職場の仲間、保育園の先生など、家族や友人以外にも子どもの成長をいっしょに喜んでくれる人がいることも心強いそうだ。
 仕事面でも時短勤務で時間に制約があることで、逆に今まで以上に集中して業務に取り組めている。
 夫は現在、札幌に単身赴任中。仕事復帰にあたり、伊藤さんは実家で母の助けを借りながら、子どもと暮らしている。
 「保育園の送り迎えや通院など日常的な子どもの世話は私がするようにしていますが、どうしてもというときは母に頼むことも。生活面をサポートしてくれる母には本当に感謝しています」

子どもは1歳半で、歩くのが大好き。休日は近くの公園などに散歩へ出かける。子どもと同じ目線で、自然にふれたり、四季の移り変わりを感じたりするひとときを大切にしている

School Life 学生時代

異文化学んだ経験が
いまに活きる

 高校から続けていたバドミントンがもっとうまくなりたくて、大学でもバトミントン部に入った。また、個別指導の塾の講師やドーナッツショップでのアルバイトなどで、土日もほぼ休みなく忙しく過ごした。
 大学での専攻は現代ドイツ史。「専攻そのものは現在の仕事と直接、関係ありませんが、外国語や異文化、宗教などに触れたことは、今に活かされていますね。外国の方はもちろん、日本人でも、それぞれ背景が違いますし、考えていること、大切にしていることは異なります。『違う』ことを前提に、話したり考えたりすべきだということを、大学で学ぶことができました」

Job hunting 就職活動

これまでの歩みを文章に
「棚おろし」で自分を知る

 当初は世界史が好きだったことから、漠然と「旅行会社がいいかな?」と考えていたが、自分についての「棚おろし」をしたことで志望先が変わった。
 「エントリーシートや面接で、自分のエピソードを書いたり話したりしなければならないですよね。そこで、今までの自分を一度振り返ることにしたんです。それが『棚おろし』です」
 子ども時代から現在までのエピソードを、時系列に一つひとつノートに書き出し、それは「よかったか」「嫌だったか」、「嫌だった」ならば「どうして嫌だったのか」などを徹底的に見つめ、文章化した。より深い自己分析的な作業を伊藤さんは「棚おろし」という独特の表現を使って説明する。
 「棚おろしを続けていくうちに、自分にとって温かく、いい形で残っていたのが、東京ディズニーリゾートでの思い出でした。小学生のとき、初めて子どもたちだけで出かけたワクワク、卒業遠足……、どれも親しみのあるエピソードです」
 また、先輩の結婚式に参列したとき、その挙式会場で感じた温かい気持ちも、心に深く刻まれるできごとだった。こうして伊藤さんは、「思い出づくりのお手伝いや、感動の空間を共有できる仕事」がしたいと結論。オリエンタルランドやウェディング業界などを受け、第一志望だったオリエンタルランドに採用された。
 「棚卸おろしのおかげで、面接時も自分のことを偽りなく伝えられたと思います。『どんな性格か?』と尋ねられて、ただ『こういう性格です』と答えるより、『こんなエピソードから、自分はこんな性格です』とより具体的に答えられました」

Future Plan 将来の展望

ライフイベントの経験
仕事に還元

 思いをもって入った会社は、さらなる発展に向けて、歩み続けている。
 「今後も東京ディズニーリゾートの成長に長く携わっていけたらと思っています。復帰してからは、子連れゲストに楽しんでもらうにはどうしたらよいか、実感をもって考えられるようになり、自分のライフイベントでの経験も、大いに活かしていける職場だとあらためて感じています。今は直接パークでゲストと接する部署ではありませんが、スポンサー企業様を通じて、ゲストの思い出や笑顔に自分の仕事がつながっているということを念頭に置いて仕事をしています」
 夫は転勤の多い仕事なので、家族のこれからについては、いろいろと思うことはある。それでも、自分のすべての経験が、最終的には「ゲストの笑顔」につながるこの仕事を続けていきたいと、伊藤さんは考えている。

Message 就活生へのメッセージ

『将来の自分の姿』へ
思いを馳せて

 女子学生が就職活動をするうえで、結婚や出産などのライフイベントがあっても長く働き続けられる職場環境かどうかは、非常に気になる部分だろう。伊藤さんも学生時代から、将来のことは何も具体的に決まっていないものの、漠然と、結婚・出産しても仕事を続けたいと考えていた。そのため、会社の制度や職場環境なども自分にとって重要なポイントだと思い、企業研究するうえで調べたり、説明会のタイミング等で質問したりしていた。
 その中で、オリエンタルランドでなら、ライフイベントの経験さえも大いに活かしていけるのではと感じ、「ここで仕事をしたいという思いは強くなりました」という。
 現在、子育てをしながら仕事を続けることの大変さにも直面しているが、家族や職場の理解、サポートを得て、就職活動時に抱いていた想いを実現している。
 「就職活動をされる際にはぜひ、その会社で働く『将来の自分の姿』も想像しながら、どの会社であればそれが実現できるのか、考えることも大切ではないかと思います」

伊藤さんの1日の Schedule

夜は子どもとの大切な時間

通勤電車で座れたときは、単身赴任中の夫への連絡タイムが始まる。さらには子どもの予防注射の予約を入れたり、ネット通販でおむつや服を買ったりすることも。

7:00 起床。自分の支度を先にしつつ、子どもの朝ごはんの準備
7:30 子ども起床。いっしょに朝ごはん
8:30 子どもを保育園に送ったあと、会社へ
9:30 出勤。ノートのtodoリストを見て、本日すべきことの優先順位をつける
12:00
~13:00
ランチは会社ビル内にある、通称「カフェ」で。所属部署の女性メンバーと、家事や育児の情報交換をすることが多い
16:30 翌日やるべき業務を整理して退勤
17:30 保育園で子どもをお迎えしたあと、帰宅
18:30 子どもと夕ごはん
19:30 子どもとお風呂。明日の準備もこの間にできるだけ済ませる
20:00
~21:30
子どもの絵本タイム。子どもが満足するまで5冊でも10冊でも読む
22:00~ 子どもを寝かしつけるときにいっしょに寝てしまわなければ、ちょっとだけ自分の時間
取材・文 庄野勢津子  写真 山本友来